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    ※このブログにある文章ならびに画像などのコンテンツの著作権はmintlove70に帰属します。無断転載、引用はご遠慮くださいませ。内容に過激な性表現を含みます。
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    ももの物語、【視線】は連載終了いたしました。 ★【視線】を読みたい方はこちらから→視線
室内には静かなピアノ曲が流れている。
ロココ調の猫足のテーブルの上には、軽い食事を摂った後が残っている。
赤い生地に同色の薄いストライプの入った長椅子に長々と足を伸ばして、専務は散歩から戻った私を向かいれた。
四つん這いでよろよろと近づく私の乳房を軽く揉んで。
「どうした、また興奮しているのか」乳首を捻る。もう、私の快感を引き出す攻め方を知っている。革の上着の感触を乳房の重みごと楽しむように、ねっとりと揉み、乳首に戻って捏ねる。腰が快感に揺れた。
「あぁん」
「したくて、我慢できないというのでね」
「ほう」
「下半身丸出しで歩いて、興奮したのでしょう」
「困ったもんだな」男たちは口々に私の醜態をからかった。
耳の底に、カップルの女が言った言葉が残る。
「変態」と。
変態、なの?真底、マゾだと。
マゾ、マゾヒスト。被虐に快楽を求める性の人間のことだ。

私がマゾだなんて。
専務の指先はいつの間にか上着の中に差し込まれ、生の乳房を弄んでいる。まるで自分の所有物であるかのような無遠慮な指先の動き。

乳りんを柔らかく捏ねて、乳首を指先で何度かしごくようにつまみ上げられる。
ああ、と、甘い溜息がこぼれた。
意識とは関係なく身体が反応するように、なってしまっている。この指に。
「こんなにいやらしい身体ではね」誰かが。
「私たちがこうなるのは仕方ない」
「どうするんだ」
「おまえの身体が」
「いやらしいからだ」
「え…」
見上げると、男たちのペニスが、何本も硬くそそりたっていた。

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テーマ:★官能小説
ジャンル:アダルト
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カップルとすれ違うまでの時間が、数時間にも思えるほど長く感じた。二人は近くまで来ると私の下半身が剥き出しであることに気がついたようだ。ぎょっとしたような顔で私と男たちを眺める。
そして、好奇心いっぱいの目で私の秘部と顔を眺め、何か囁き合いながらゆっくりとすれ違っていく。男の方は舌で大きく唇を舐めた。背中に女の小さな声が残った。
「変態」
羞恥で気が遠きなりそうになりながら、高瀬さんのゆっくりした歩調に合わせてそろりそろりと歩いた。恥ずかしさで逃げ帰りたかった。何故、こんなことをしているのか。自分自身が信じられない。
「どうした、乳首が尖ってきているぞ」くくくと、忍び笑いとともに、高瀬さんは囁く。
「も、もう許して」
「ふふふ、最初はこれくらいか」高瀬さんはこれくらいか、と言いながら、皮を押し上げて勃起している乳首を摘む。
「あぁ」もう、本当に。
「お部屋に戻って、入れて欲しいの、と言ってみろ」
「そ、んなこと」
「なんだ、まだ散歩したいのか」上着のファスナーを半分引き下げて、乳房を空気に晒した。両手で乳首を摘んで捏ねる。あああ。痺れるような甘い感覚がまた、背中を走る。
「いっそ、丸裸で歩くか。犬のように」
「そ、そんな。お部屋に、戻りたいです。あ、あの。お部屋に戻って」喉に言葉が詰まった「入れてください…」
言ってしまって、顔を覆った。なんてことを。
罠にかけられているのだわ。
いいえ。
とっくに、あの店の扉が開いたときから。
「どうした、したくて我慢できないか」
「うう、したいです。我慢できません」唇を噛む。
「何がしたいんだ」
「ううう」悔しい、悔しい、はず。でも、唇から出る言葉は怒りとは程遠い甘いものだった。
「セックスしたいの」
「もっと腰を振って、色気を出していってみろ」
剥き出しの下半身が白くくねった。半分はみ出した乳房がぷるんと。
「ああん。お、お願い、お部屋にもどって入れて欲しいの。私を犯して」
「この、変態が」
高瀬さんが差し出したスカートを、慌てて履いた。ハイヒールの踵が引っかかり、なかなか上手く履けない。

焦れば焦るほど、吸い付くような生地が足に張り付いて上がらないのだ。不器用にうろたえる私を嗤う男たちの目は、既にこれから始まる第二幕を想像して奇妙な光を帯びている。

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私は首輪についた鎖が目立たないように、心持ち高瀬さんに身を寄せるように歩く。
後ろから、間崎さんと森川さんが近づきすぎないようについてきていた。
身体にぴったりとした革のスーツは私のボディラインを忠実に再現していたので、通り過ぎる男たちは一様に舐めるように私を見てすれ違って行く。
歩くたびに足からの振動が乳房をゆする。腰を振っているわけではないのに、ヒップに張り付いたタイトスカートが割れ目まで。
繁華街を少し歩くと、道は人気のない小さな公園で行き止まりになっている。『痴漢に注意』という標語が書かれたポスターには黒い影に襲われる女の子のイラストが描かれている。街灯の心細い明かりが古いブランコをかすかに揺らした。
「スカートを取りなさい」耳を疑うような命令。
無理、だ。人気がないとは言え、誰が来るかわからない場所で、下半身を露出するなんて出来っこない。もし、警官が見回りに来たら…。変質者としてつかまってしまうかもしれない。
私は俯いて無理だ、というように首を振った。
「お前に拒む権利はない。スカートを取りなさい」
「ああ」
剥き出しの下半身が弱い光の中で白く浮き上がった。非現実的な光景。
そのまま、彼らは私の首輪を引いて、公園をゆっくり歩いた。さすがに四つん這いでとは言われなかったが、ハイヒールに剥き出しの臀部を露に見ることになって、俯くことも出来ない。
はっと、私は周囲を見渡した。かすかな声がしたような気がした。
声の正体はすぐに分かった。向こうから、カップルの男女がこちらに歩いてくるのだ。少しアルコールが入っているのか、女性の足はふらついている。
「お、お願い、スカートを…」
「駄目だ。そのまま歩くんだ」
「そ、そんな」
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この格好で外を歩く、という高瀬さんの提案は、到底実行出来そうになかった。
見知らぬ初対面の男たち、と言っても、専務の親しい人たちという安堵がないわけではない。少なくとも社会的にはある程度の地位を築いている人たちという。秘密クラブめいた閉鎖空間だからこそ、常軌を逸したことも出来るのだという言い訳があった。
でも、外は。
不特定多数の人が通り過ぎる。その中に知り合いが絶対いないという保証もない。
お願い、冗談だと言って。
犬の散歩には、高瀬さん以外にも間崎さん、森川さんが付き添うことになった。専務は私の顔色が青くなったり赤くなったりするのを楽しんでいる。峰さんと、若い佐伯さんも薔薇の檻に残った。
薔薇の檻という店の名前…。赤い薔薇の壁紙の部屋で私がされた辱めを思うと、本当の意味がわかった。童話のタイトルのようなイメージを抱いていた自分がとんでもなく愚かに思える。
恥ずかしい格好をさせられて写真を数え切れないほど撮られた。
犬となって土下座して許しを乞うた。
縄で吊るされて秘部を晒した。
鞭で打たれてよがり狂った。どれも、数時間の間に私に起った出来事。


分厚い鉄の扉の外は、少し水分を含んだ生暖かい風が吹いている。
ここで何時間を過ごしたのか。

街はすっかり夜の帳が降りている。
徹に何も言ってこなかった。と思い出した。
こんな夜更けになるとは思わなかったから、心配しているかもしれない。

携帯電話はハンドバックに入ったまま薔薇の檻のソファの上に置き去りになっている。あの部屋にいる限り、連絡は出来そうになかった。

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すっかり従順になった私は、フロアの奥の浴槽で男たちの手で身体をすっかり洗われた。
頭からこびりついた専務の残骸をシャンプーで溶かし、身体の隅々まで指先で丹念に、汚れを取るというより、私の身体に残った最後の拘りを、もみしだきながら取り去ろうという勢いだった。
それでも、暖かいお湯で身体をほぐされると、何度も絶頂に達した身体の疲れがゆっくりとほぐれていくのが分かる。
男たちは、あれほど私を見世物にし、散々苛んだというのに、まるで恋人か小さな娘をなだめるような優しさで私を扱った。
こうされているうちに鞭と愛撫の間で身体が狂って行ったように、心も蔑みと労わりの間で方向感覚を失って、頼りなく意志を無くしていくようだった。
身体を清められた私は大きな鏡の前で髪を乾かし、貝に乗ったビーナスのように立たされた。湯上りの頬が上気してピンク色に染まり、白い肌がぬめるように光沢を放っている。  
蒸発し損ねたいくつかの水滴が肩の上を滑った。肌が水滴をはじく充分な張りを保っている。それよりも、鏡の中の私の姿は、土下座して頭を踏まれた犬の名残を全く留めていなかった。それどころか、何か内側から漏れているように不思議な存在感を増している。
胸も、お尻も、汚されたことなどないように白く光っている。

「なんだか、変わった?私」鏡の中の自分の姿に、心の中に細波がたった。白状すると、美しくなるということは、どんな状況の下においても女の心を高揚させてしまう。
後ろから眺めている男たちも、私の姿に一瞬息を呑んだ。
「美しい…ということは、圧倒的な力だな」間崎さんがどことなく遠い声で呟く。
高瀬さんは、怖いほどの熱心さで私の身体を凝視している。
「服を」
私に新しい服が用意されていた。身体にぴったりフィットした革のジャケットと、タイトスカートだ。下着もブラウスもつけないで素肌にジャケットを羽おり、ファスナーを胸元まで上げる。
スカートの下にもパンティは許されなかった。普段身につけたことのないタイプの装いだったが、ウェーブのかかったロングヘアーに、ハードな皮の上下が妙に艶かしく、意外なほどよく似合う。 
薄い革のジャケットは、乳房の輪郭から乳首の在り処まではっきりと浮き上がらせている。スカートはヒップのラインにぴったりと張り付いて、足を動かす度にお尻が動くのを強調させた。
「そういう格好も良いな」
香田専務は目を細めて眺める。専務に褒められたことで、頬がさらに染まる。
「少し外を歩かせてみよう」高瀬さんはそういうと、私の首に服と共布で作った柔らかい首輪をつけた。首輪には細い銀の鎖がついていて、その端を高瀬さんが持っている。犬の散歩をさせようというのだった。


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