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※このブログにある文章ならびに画像などのコンテンツの著作権はmintlove70に帰属します。無断転載、引用はご遠慮くださいませ。
内容に過激な性表現を含みます
未成年の方はご覧にならないでください。
★【視線】を初めから読みたい方はこちらから→視線

急いで、玄関のドアを開けると、そこには淳と数人の男達が立っている。
五〜六人の男が口々に挨拶をしてリビングに入ると、それほど狭くはないはずのリビングもいっぱいという感じがする。
最後に入って来た二人の男を見て、私は凍り付いてしまった。
間崎さんと峰さん、確かそうだった。
二人が、客の中に当たり前のような顔をしている。
二人とも私と目が合うと、にやっと笑った。私の全身にかっと血がのぼる。
ホテルでの痴態が、身体に蘇ってくるようだった。
気にしないふりをしよう、と私は言い聞かせて、冷蔵庫の中から出番を待っている数枚の皿を並べる。
淳がワインの栓を抜いて、男達にすすめている。
たわいのない雑談に、料理が片付いていき、台所とリビングを往復していたおかげで、人目に身体を晒す時間がないことが私をほっとさせた。
「もも」淳が私を呼ぶ。
「ブラをとってきて」
「え?」私はあまりのことに聞き返した。
「ブラジャーを外してきなさい」
二回目の淳の声は怖かった。
逆らうことが出来ない私はトイレの中でブラを外して、ブラウスのボタンを一番上まで留めた。

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白いレースのブラジャーは意味がないくらい透けていて、乳りんの色まで分かようなものばかりだ。
パンティは、お揃いのレースのTバックで、やはり前は透けて陰毛がはっきり見える。
裸よりも想像をそそってしまうかもしれない下着。
それでもつけていないよりは気持ちが落ち着く。
ベッドの上に広げられた淳の用意した服を手にとって、私はまた赤面しなければいけなかった。
ブラウスは薄いピンクの光沢のある生地だったが、あまりにも薄く透けていて体のラインが見えてしまうだろう。スカートはさすがに透けてはいなかったけれど、やはり光沢のある生地で上品なグレーだった。タイトに近いシルエットだったが、後ろに深いスリットが入っていて、スリットの上にファスナーがあり全開するとスカートが外れるようになったものだ。
つまり、スリットはファスナーを開けばどこまでも開いてしまうようになっている。
淳は気楽な来客の時に、私にわざと際どい服を着せて、私の反応を楽しむ癖があったけれど、今日のは凝りすぎのような気がする。
先日のホテルのことがあるので、なんとなく不安になる。
あの日、淳の言うことに従う約束をしている私には、淳がどんな無理難題を言いつけて来ても、断れないだろうと思う。
不安ながらも、ブラウスとスカートを身に着けてみると、思った以上にきれいなラインのタイトスカートだった。後ろにスリットが入っているので、細身でも動きやすい。
細身のスカートの上にふわりとしたブラウスが絶妙のバランスで私に似合う。
どうして淳の選ぶ服は私にこんなに似合うのだろう。暗いベッドルームではブラウスはかすかに身体の線を浮き上がらせているだけだ。
明るいリビングだと、もう少し透けて見えてしまうだろう。レースのブラが見えてしまうのだけど、どうすることも出来ない。
いろいろ工夫をしてみても、生地が薄いのでどうしようもなかった。
あれこれしているうちに、時計は三時を回ってしまっていた。
玄関に来客を告げるチャイムが鳴る。


ホテルでの信じられない経験の後、数週間は静かな生活が過ぎていった。
季節は春から夏へと眩しい陽光の中移り変わり、街路樹はつややかな緑の葉を空に伸ばしている。
何もかも清々しい季節に、身体の内に刻まれた淫靡な余韻も少しずつ消えていってくれるような気がしていた。
あれから変わったことと言えば、結婚当初からの淳の希望で一日家に居ることが殆どだったのが、スイミングスクールに通いだしたことだ。
ずっと家にいるのも退屈だし、運動不足になるからね。と、淳が知り合いのインストラクターのいるプールのパンフレットを持って帰ってきた。
プールで泳いだ後、エステで全身磨いてもらうという贅沢なコースで、かなり高いのではないのか心配したのだけど、気にすることはないと淳は言った。
「ももがきれいになるのは僕の趣味みたいなものだから」
そう言われると行かない理由も見つからず、毎週月曜日と水曜日の二回通うことにした。
淳は父親の会社で販促関係の管理職に昇進して、かなり多忙になっていた。ここのところ夜遅くなる日が続いている。あと五年もすれば重役室に入ることになるだろう、と言う。
そうなれば、私もいろいろな社交の場に出て行かなくてはいけない。
「ももなら大丈夫だよ」と淳は言うけれど、とても不安になる。
あのホテルの出来事があって以来、淳はいつもに増して優しい。それは私には不思議なことだった。
その日は淳のお客さんが昼過ぎから来る予定になっていた。
軽いおつまみ程度のものでいいから。と淳は言い、「ワインも適当に冷やしておいてね」と出掛けて行った。
いくつかのサラダと前菜を用意して、白ワインを冷やしておく。
白身の魚をうすくスライスして、マリネ液に漬け込み、型に流し込んだ小エビのすり身とえんどう豆のテリーヌを崩れないように皿に盛る。
海老のうすい桃色とお豆のグリーンが季節らしい。
バルコニーの小さな鉢で育っているルコラの葉を摘んで、冷やしたトマトと、モッツアレラチーズでサラダにする。
バルサミコは淳がイタリアに行った時に、現地の人に頼み込んで分けてもらった年代物で、日本ではなかなか同じものが見つからない。日本で例えるなら南部梅の二十年もののような感じなのかしら。
来客があればすぐに出せるように冷蔵庫にスタンバイさせて、私は着替えるためにベッドルームに行く。
最近、淳が私に身につけるように買ってきた下着はどれも露出度の高いものばかりで、着替える時に姿見で自分の全身を見るとどきりとする。

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楽しんでいた。
男たちは舐めることそのものを楽しんでいる。
私が興奮して腰を振ると、狙いをはずされまいと、尻を掴む手に力を入れた。
「あっぁーーーーーー」最後の大きな波を、私は自分から求めて、腰を振った。
私の後に顔を埋めるようにして舐めている男の舌に、「もっと奥までいれて」と叫んでいた。
乳首を味わう男の頭を抱きかかえて、「いい、いい」と泣いた。
絶頂に昇りつめてしまった。
知らない男たちの、舌だけで。それも、淳の目の前で…
昇りつめてしまった私を離して、男たちは離れた。ご馳走を食べ終わったというように。
男たちの足元に倒れこんで、私は恐ろしくて淳の顔が見れない。
知らない男たちに欲情してしまった私。
自分で腰を振った私。
「もっと」と懇願した私。
淳の目を見るのが怖い。その中に、少しの愛情も見つけられなかったら…
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