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    ★【視線】を初めから読みたい方はこちらから→視線
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淳は、ベッドルームから戻って来ない。
もう、二時間は経ったのではないだろうか。
淳がここに戻って来た時、全裸で四つん這いになった私を見てどう思うだろう。
VTRに映っている、男達の腰に縋り付いて、お願いしている姿を、舌を求めて腰を振っている私を見たら、どう思うだろう。
音楽は時折、気がついた誰かが変えていて、今は低い黒人歌手のバラードが流れている。
「私も、シャワーを浴びてきていいですか」
唾液に濡れた体がなんだか、ごわごわして、居心地が悪い。
欲望の残滓。
舐められた、全身、余すことなく。男の舌で。
自分から、求めて。
「いや、奥さんはそのままでいいですよ。これから犬に戻ってもらいますから」
次のステージは緒方さんのようだった。
緒方さんは、手に赤い華奢な首輪を持っている。
光沢のあるレザーにライトストーンが飾られた、きれいな首輪。
緒方さんはそれを私の首につけ、首輪に組みひもをつないだ。
私は首輪をつけて、紐にひかれた犬のような格好になった。
男達が全裸になったのとは逆に、私には首輪を。
それが、男達と私の立場の間にある、大きな隔たりを象徴している。
犬、になったのだ。この人たちの。

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本当に、渇望している。
二人の男のものを口にして、精液を受けた。
多分、ここにいる他の三人のものも、私はそうするのだろう。
いっそ、何かを命じて欲しかった。
次に何が起こるのか、想像出来ない不安。安心させて欲しい。
安心?
自分の変化が分からない。
淫乱なんだ、と、もう一度、心の中で思う。
淫乱だから、して欲しいんだ、と思う。
誰でも、いい。入れて欲しいんだ、と。

森川さんがバスルームに姿を消して、全裸で戻ってきた。
既に、カメラを使っている峰さんの他は、全裸にバスタオルを腰に巻いた姿になっている。
男達が家に来た時は、思って見なかった感情に私は戸惑っていた。
裸になった男達に、私は完全に欲情していた。
して、もらえる。
そう思ったのだ。

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