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※このブログにある文章ならびに画像などのコンテンツの著作権はmintlove70に帰属します。無断転載、引用はご遠慮くださいませ。
内容に過激な性表現を含みます
未成年の方はご覧にならないでください。
★【視線】を初めから読みたい方はこちらから→視線

「淳、あの」
「なぁに」淳は久しぶりに優しく私の頬を撫ぜて聞いた。
「ももは僕の自慢のモノだよ」淳の優しい掌に安堵で涙が溢れる。
「でも、カンナのことを愛してるんだ」安堵から、奈落の底に突き落とされる。
ジマンノモノ、アイシテル、カンナ。
私はまた混乱してしまう。カンナさんが毎日この家にいるということなのだ。そして淳と愛し合うということなのだ。そんなことが受け入れられると思うのだろうか。
アイシテル、カンナ。ワタシハジマンノモノ。
「私は淳が牝犬を一匹飼っていても、いいわ」
カンナと呼ばれた人があどけなく言う。首をかしげる仕草が百合子さんによく似ている。生まれた時から決められていた勝者のよう。
向かい合って手を伸ばせば届くほどの距離に立っていながら、私と二人の間には永遠ほどの遠い距離があるのだ。
「カンナはわかってくれると思ったよ」淳が彼女を抱きしめる。
二人は長く深いキスをした。
二人の舌が絡まるように求めあっているのが、花弁のような唇の隙間から見えた。

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どおいうこと?ツキアッテル、カンナ、ショウカイ?
深く考え事をしないようになってから、私には淳の言うことが理解出来ないときがある。付き合うってどういうことなんだろう。
「カンナもユリから大体のことは聞いているから、もものことはよくわかってるんだ」
ワタシノコト?
「はじめまして、淳の奥様、で、淫乱な牝犬さん」
アア。シッテルンダ。
「ユリは、薄々気がついてると思うけど、サディストなんだよ。苛めることが好きな女性。カンナもちよっと、その気がある」
ええ、百合子さんは私を苛めて楽しんでいる。いつも。
「もものことは自慢だけど、カンナのこと好きなんだ。僕達ここで暮らすことにしたからね。もも、カンナの言うことも僕の言葉だと思ってよく聞くんだよ」
カンナノコト、スキ?イッショ二クラス。

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淳は春が夏に変わろうとする頃、一人の女性と一緒に帰ってきた。
百合子さん、と最初は思った。
勝気な光の強い大きな目。白い肌。ほっそりとした体つき。とても彼女に似ている。
ただ、欠けているものは瞳に宿る意地悪な光。そこだけが違う。
百合子さんから魔性を引いた分、女神のように可愛らしい女性。
カンナと淳は紹介した。
「ユリの従妹なんだ」
淳が少し頬を染めて言う。そんな淳の表情をずっと昔見たような記憶がある。そう、私と出会った頃。
「カンナはユリに憧れてモデルを始めたんだよ。二人とも峰さんの秘蔵っ子だ」
そうか、と思う。
従妹にしても良く似ていると思ったけれど、もしかしたらモデルという人に見られることを仕事としている人間にある、特殊なオーラのようなものが似ているのかもしれない。やっぱり驚くほど、脚が長い。
とカンナさんに椅子を勧めて改めてそう思う。
三人で取りとめのない話が数分続き、お茶のおかわりに立つ私に、淳が思いがけないことを言った。
「ユリに、紹介されて、ね。僕らは今、付き合っているんだ」

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脚を開いて男の膝に乗ると、肛門の中のボールがぎゅっと転がる感触が脳みそを溶かす。
男の首を腕で抱いてワインを口に含んでキスをする。
男の指が同時に私の蜜の壷に入れられた。そのまま、激しく上下する指とボールの感触に私の意志ははじけとんでしまう。ワインを移し終わっても夢中で舌を吸い、腰を振って男の指を味わう。
「あん、あんあっーーーーー」
それが一回目のエクスタシーだった。
男達はジャンケンを続け、私は負け続け、ボールは結局全部私の中に挿入された。
挿入された後、戦意を喪失した私に免じてなのか、ひとつずつゆっくりとボールがたぐり出された。
その時、私の陰部にも咥内にも誰かのペニスが出し入れされていた。
連続した絶頂に私は崩壊しきって休む間もなくいき続けた。
「ああああああああああ」ボールがひとつ産み落とされるごとに鋭い快感が脊髄を走る。
男に跨ってペニスを咥えている私の膣が痙攣する。
激しく腰を振る私の口からペニスが抜けないように後ろから男達が押さえ込んでいる。
信じられないくらい男達は何回も勃起したと思う。
いき続けて立てなくなった私の、顔にも、背中にも、お尻にも、男達は精液を飛ばせて終わった。
十人近い男達の精液にまみれたまま、ひくひくと全身を痙攣させて私は倒れこむ。
淳はなんて言ってこの人たちに写真を見せているのかしら?
甘いうずきを感じながらうっとりと思う。
どんなことでもする、牝犬だって言っているのかしら。
自由に使っていい道具だって言っているのかしら。どこの穴も。

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道が広げられた圧迫感に混じって、なんともいえない切ないような快感が湧き上がってくる。
「あぁん」
私の声は完全に牡を求めてねだる声になっている。ボールを挿入されているうち間に、見物していた男達がブラウスの中に手を差し入れて乳首をこねた。
「あぁっ、あっあっ」腰もお尻も揺れた。もちろん、快感に。
「いいねぇ、すごい見世物だねぇ」
「さぁ、またみんなにお酌して」
はだけたブラウスを直す暇も与えられず、私はよろよろとお酒を注いで回る。
グラスに注ぐごとに胸やお尻をいじられる。前からも後ろからも数本の手が私に群がる。
「あっ、あっ」
うまく注ぐことが出来ずにこぼしてしまった私に、また罰ゲームが待っている。
口移しで飲ませろと言う。
膝の上に馬乗りになって。
お尻にボールを入れたまま。
いつのまにかブラウスもスカートも取り外されていた。
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「あう」排泄感と、どうしようもない異物感。だけど、身体は別の反応をしている。
「ほらほら、汁が溢れてきた」男達は白いお尻の奥から滴るものを見つけてからかう。
「そのままで、みんなのグラスにお酒を注いで回ってよ」別の男が言い出す。
肛門にボールを入れられたことで歩くことも苦しい。千鳥足で格好悪く男達の前をお酌して回る。後ろを見せたとたんにお尻を揉まれて思わず苦痛に倒れそうになる。
「ほらほら、ケツに入れられて乳首が勃起してるじゃない。気持ちいいんでしょう。本当は」
信じられないことに私の身体は肛門に異物が入ったことで完全な受け入れ状態になってしまっている。風が触れただけでも声が出るくらい敏感になっている。
ようやく、全員に注いでまわると、また次のジャンケンが待っている。
負けた。というより、負けるまで全員とジャンケンさせられる。男達は十人近くいる。
「ほら、もうひとつ」違う男がボールを入れる権利を得て狂喜している。
「あぁっ」

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ある日。
私を味わいつくした男達は、私を使ってゲームをすることを思いついた。
それは単純なジャンケンゲームだった。罰ゲーム以外は。
ピンポン球より少し小さいくらいの大きさの玉がいくつかつながったものを目の前に並べた男は。
「俺達とジャンケンして奥さんが負けたらこれをひとつケツの穴に入れる」と説明する。
「勝てば?」と誰かが聞く。
「入れた玉をひとつ出せる」
「そ、そんな」
どちらにしても、私の身体には屈辱的なルールが一方的に決められた。
一人の私に、複数の男達が勝負する。いくら運が良くても勝ち続けるわけはない。
何回目かのジャンケンで負けた。
「四つん這いになって尻を差し出すんだ」ジャンケンに勝った男は嬉々として言い放つ。
四つん這いになると後ろのスリットが割れて白いお尻が男達の目にさらされた。
男は指にゼリーのようなものをたっぷりとつけ、私のお尻にゆっくりと差し入れた。
「うぅ」初めての異物に快感より苦痛に声がゆがむ。
「ははは。そのうち、こっちの穴でも感じるようになるよ」
私の苦痛をよそに何度か指で道をほぐして、男はひとつボールを滑り込ませた。

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まだ、モノになりきっていないからなのかしら。もっと淫らに堕ちないと愛してもらえないのかと、思いつく。
来客は淳のいない時にも毎日来るようになって、私はおもてなしする事に忙しい。
食事の支度をし、喜ばれる淫靡な服装を選び、部屋中を美しく整えて私は毎日お客様をもてなしている。
淳がいなくても、淳の望むようにしなくてはと思う。
訪れる客達は誰もが私の写真を見てやって来た。
私の写真を見て、想像と股間を膨らませてドアを開く。
玄関でいきなり指を差し入れてくる男もいる。
差し入れて、必ずこう言う。
「もう、濡れてる」
「本当なんだね」
「なんでもするの」
数人で来て、同時に犯す時もある。
穴という穴が男達の欲望の為にあった。

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胸元から指を差し入れたらすぐに届くように襟元はいつも深く開いている。
男達の驚くような好奇の眼差しに射られると、それだけで腰が痺れて中から愛液が滲み出してくるのがわかる。
早く、早く、して、して、して。
太股を擦り合わせながら招き入れる。
お尻の割れ目まで見えるスリットのスカートを履いて、よく見えるように屈んだりする。
歩くだけでは入っているのかわからないスリットが、いつでも男達の手で犯されることが出来るほど無防備に腰のところまで開いているのを知らせるために。
前ボタンのフレアースカートを一番上のボタンを除いて、すべて外して迎える時もある。
スカートの両端を手で広げると白い太股の上部に煙るように薄い陰毛があらわになる。
私があんまり淫乱になってしまった時は、淳は何日も私におあずけをする。
我慢できなくなった私は、「オナニーさせて」と淳にお願いしなくてはいけなくなる。
お願い、お願い。したいの、したいの。
淳は苦笑いして「してもいいよ」と許可してくれる。
最近、淳は私に触れようとしない。
私が淳に手を伸ばして触れようとすると、とても叱られる。
「お行儀が悪い」と。
一生懸命四つん這いになって、腰を振っているのに、太股まで濡らして、舐めさせてと、舌を出しているのに。
どうしてご主人様は私にしてくれないんだろう。

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淳とステーションホテルで待ち合わせしてから、一年近くが過ぎた。
季節はまた桜の花びらを降らしている。
冬も春も約束どおりに訪れ、ありきたりの日常を約束している。
何もかも変わらないのに、私だけがあの日から大きく変わった。
淳のお気に入りの調度品を揃えた部屋の中で、私も淳のひとつの道具として愛されている。
どんな家具よりも美しく磨かれて、自慢の道具であるが故に友人達に開いて見せ、思うように触らせ、味あわせた。
淳の好むように私を見せるためにお抱えのデザイナーにドレスまで創らせて着飾らせた。
加納さんのデザインした服は、見た目がいやらしいか機能がいやらしいかどっちかで、とても凝っていた。
有り得ないほど透けていたり、ちよっとした動きで下半身を露出させたり、それでいて下品ではなく、私の身体のラインを恐ろしいほどきれいに見せた。
淳の招く客達は、誰も、私の感度を褒め、淫らさに驚いて淳を羨望する。
淳が自慢げに私の身体を誰かに差し出すとき、私も嬉しくて泣きたくなるほど感激する。
私は、私を使う客達に満足してもらいたい一心でどんな事でも潤んだ目でしっぽを振って身体を開いた。本当にどんなことでも。
来客のある日は玄関で迎える時から、下着を着けていない乳房は張り乳首は硬く立っている。薄いブラウスから透けている。
見て、見て、見て。こんなに、尖っているの、もう。

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でも、違うの。あなたに言われるのは嫌。でも。
「は、い」悔しくて涙が出る。
「して欲しいって言ったら?」
してもらえるの?キスを?
「キス、して欲しいです」私の側に立って欲しかった。淳に。
「ひとりで、こんなものをつっこんで腰振っている犬に、してくれるかしら?淳は」
百合子さんのいたぶりは猫が小動物を嬲るように執拗に続く。
ずっと微笑みながらやりとりを聞いていた淳がようやく、口を開く。
「ももには、おあずけかな」
その夜、百合子さんは私たちの家に夜中まで滞在して、淳と二人で食事してじゃれあっていた。
私は二人の前で縄も解かれず、汚れたままの下半身をさらして、座っていなくてはいけなかった。
時々会話に飽きた百合子さんは気まぐれにリモコンのスイッチを入れ、私が悶えるのをからかい、淳と二人で笑い合った。
「あぅ」スイッチを入れられる度に私の身体は淫らに悶えて。
「あぁん」スイッチを切られると焦れて腰を降った。
二人が笑いながら見ている前で、欲情してはぁはぁと舌を出している。
捨てたい、と思った。人の心を。
こんなにも苦しいのなら。心を捨てて、身体だけの物になれるならそれが楽なんだと思う。淳の言う、物に。考えるということから開放されるならば。
犬に、モノなるの、ココロなんか、イラナイ。

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「あぅん」再び、重い振動が腰に響いた。中途半端で置き去りにされた快楽の波が大津波となって押し寄せてくる。
目の前では淳が百合子さんと抱き合って深いキスを交わしているのに、私はつながれたまま、太いおもちゃを咥えさせられて我を忘れそうになっている。
もう、自制が効く状態ではなかった。
目の前の二人よりも、自分の身体に起こっている激しい快感に翻弄されている。
「あぁん、あっあっ」
淳が百合子さんと抱き合う前で、私はひとりで腰を振って身体をうねらせた。
「いいっ。いくぅ…」つながれたまま、四つん這いになって激しく腰を振り続けて私はいった。
百合子さんは私が絶頂を迎えたことを確認して、スイッチを止め、淳の耳に軽くキスして離れた。
「今、いったのね?」
私はうな垂れて頷いた。
「好きなのでしょう、オナニーするの。」
自慰じゃない、あなたがそうしたのよ。でも。
「はい…」逆らう気力もない。
「私が淳とキスするの、嫌なのね?」
「いや、です」
「羨ましいんでしょう?」
羨ましい?違う、違う。でも。
「舌、も、吸ったわよ、淳は」
あぁ、どうして?でも。
「自分もして欲しいんでしょう?」

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「あなたが一人でしていたとき、私たち愛し合っていたのよ」
百合子さんは私から離れて、淳の横に寄り添った。
犬になる、と誓った言葉を忘れて、嫉妬に血管が千切れそうになるほど怒りが燃え上がった。
「嘘!嘘よ」
「ユリ、やめておけよ」淳は私にではなく百合子さんに向かって微笑んだ。
相手にするな、というように目で合図する。
「嘘よ」百合子さんは私に言う。
あ、あ。嘘だったんだ、と思った瞬間。
「これからなの」
そう言うと淳の首に腕を絡めて、キスをする。
手の中のリモコンのスイッチを入れながら。

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「いらっしゃいませ、百合子、さん」私は慌てて百合子さんの足元に座りなおした。
彼女の足の指に顔をこすりつけるまで頭を下げた。
「何をしているの?まぁ、なんか入れているわ」百合子さんは面白そうに私の股間の物を見つけ、テーブルの上に置かれたリモコンとの関係を察知した。
「ねぇ?何をしていたか、言ってごらんなさいよ」
百合子さんはリモコンをいじりながら、気まぐれにスイッチを入れた。
「あぅ」
私の中で、太いおもちゃが激しく振動しだして、思わず声が出る。
「オナニー、していたのね?」百合子さんが蔑むように言う。
いいえ、いいえ。でも。
撮影の中でされたことも、言葉に出来ない。
膣の中で蠢くそれは、恐ろしく甘美なものを私から引き出そうとしている。
「はぁ、ん」耐え切れずに腰をもぞもぞさせてしまう。
「良いこと教えてあげる」百合子さんがスイッチを止める。
「あぁ」
私の口から涎が糸を引いた。慌てて手で拭うと、百合子さんは眉をひそめる。

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そのままどのくらい時間が経ったのだろう。明かりを点けない部屋は薄暗くなって夜の始まりを伝えている。
朦朧としていた意識が、高い笑い声で一瞬にして覚醒した。
淳が戻ってきた。
けれど、一人ではなく、女性と一緒に。
部屋に入るなり、全裸でつながれた私を見て、棒立ちになる二人。
聞き覚えのある声は百合子さんだった。
今日はうすいピンクのワンピースを着ている。やはり、スレンダーな肢体を強調するように細身のシルエットの服。スリットから覗く脚は信じられないくらい細く華奢で、その先にパールピンクのペディキュアが桜貝のように並んでいる。その足先が私の目の前にあった。汚れた私とは対照的に、非の打ち所のない輝きを放っている。
「こんにちは。ご挨拶は?」百合子さんが私に声をかける。
「い、らっしゃいま、ぜ」言葉を言うのに、これほど言いにくい格好があるとは思わなかった。淳が見ている。
「相変わらず、お行儀の悪い」
百合子さんは横を向いた。しつけの悪い飼い犬を見る表情。
「もも」淳の声が硬い。怒らせてしまったのだ。

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私は鼻を鳴らして、睾丸をしゃぶり、その奥の蕾まで舌を這わせる。
「舌を入れろよ」男達は絶対的な支配を誇示していた。
二人の股間を肛門まで舌を入れて舐めると、彼らは股間に顔を埋めた私の頭の上で、声を合わせて笑った。
「俺達の、尻の穴を舐めて興奮している、な」と。
「そうだろうな、いく前に抜かれて焦らされ続けだ」
私の花弁は蜜を流し続けて、留まらない状態になっている。狂いかけている。
もっと、忘れるまで。人間であることを。
撮影が終わると、峰さんは機材を片付け、「現像するので」とそそくさと帰って行った。
二人の調教師も帰り支度をして、私を振り向いた。
お願い、最後にいかせて、と私の目は懇願している。
して。して。して。
「そのまま、お座りして、ご主人様を待っていなさい」
男達は私の両腕を後ろに縛って、取り出したバイブレーターを膣に潜り込ませた。
「はぅ」甘く呻く私の頬を軽く叩く。
「してもらえる、と思うなよ」
そのまま紐で私はつながれる。
「スイッチは、入れない。それを中に入れたまま、お座りしてご主人様を待ちなさい」
そう言い残して、彼らは消えた。
そして誰も居なくなった部屋で、精液に濡れたまま、中に太いおもちゃを咥えさせられて犬のように座って私はひたすら淳の帰りを待っていた。
外すことも出来ないおもちゃは、じれったく私の中で静止している。
長いおあずけが、私をゆっくりと私を崩壊させていく。

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二人は私を犯し終わると、いったんロープを解き、ドレスも取り去った。
そして、首輪に紐をつなぐと、カメラに向かう。
「お座りだ」私に犬のように座ることを命じる。
そのまま、二人は家中を私を引いたまま、散歩した。
時々、気まぐれに不意に私の濡れたままの花弁にペニスを押し込んで、様々な場所で私が犬のように喘ぐところを撮影する。台所で、ベッドルームで、玄関で。テラスの外にまで連れ出して、後ろから私を貫いた。
二人は私の意志を完璧に無視して、好きな場所で挿入し、私が絶頂を迎える手前でお構いなしに引き抜いた。
二人は私の中にある「人間としてのももという女性」をことごとく打ち砕くことで楽しんでいるように見える。
そうしているうちに、私は、いつ腰を引き寄せられても、常に受け入れてすぐ腰を振るようになっていた。また、気まぐれに引き抜かれないうちに、早く絶頂を得ようと、挿入された瞬間に、喜んで腰を振る。はぁはぁと、舌をだして。
二人は私には全く声をかけなくなった。
というより、私を完全に犬のように扱っていたのだ。
自分に挿入され、引き抜かれて濡れたペニスを、私は涎を流して舐めた。
男達は舐めさせながら、腰や乳房を触り、私の口に、顔に、放出する。
それも、舌を出して舐める。舌の先でも私は感じている。幾重にも重い快感が腰にまとわりついてくる。
二人は精液を舐め取らせると、ソファに浅く腰を下ろし、背中を反らせて膝を立てた。
「裏まで舐めろよ」男たちは肛門の襞のことを指して命じる。

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「あぁん」峰さんは私と高瀬さんの結合部分を撮っている。高瀬さんのものが私の中の襞を擦る度に、甘いうめき声が洩れる。
「あぁん、あーーーっ」
もう、写真を撮られていることは頭の中から消えていた。
「撮影されているのに、気を入れすぎだよ」男達が笑う。
ロープが緩められて、足が下ろされた。そのまま、四つん這いにされ、前から緒方さんのものを咥えさせられる。
口に頬張り、唾液が溢れている横顔にシャッターが落とされる。
仮面の男達に、縛られて犯される女の写真。その中で私だけが匿名ではなかった。
今日のこのコレクションも、いろんな男女が見ることになるだろう。
それを見た後、男達は私の身体に指を入れるはずだ。
そして、写真は本当だった、本当だ。と笑うんだ。

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「ちよっと縛ってみようか」高瀬さんが峰さんに声をかけた。
紫色の光沢のある細いロープを、緒方さんが手にすると、手品のように私の身体にかけた。
ドレスを着たままの格好で、胸から腰にロープをかけられ、両手を後ろでつながれた。
スカートがお尻を隠してしまわないようにロープを固定し、脚を曲げたまま首にもロープがかけられた。四つん這いのまま、私は身動きできない状況にされてしまう。
「あぁ、いい感じ」峰さんのカメラに、高瀬さんが私の背中のロープを引いて顔を向けさせた。苦しい。
ロープは乳房を押し上げるようにして巻かれているので乳首がさらに突き出したようになっている。
陰部をまたいでお尻に回されたロープは、私が身体を動かすたびに食い込んだ。
「うぅ」苦痛で声をあげる。
そうさせておいて、二人の男はまた、乳首をいじりだした。
「うぅっ」身体を捩る度にロープが食い込み、花弁を割る刺激が苦しみの中に甘い感覚を忍ばせている。
「どうだ、もう、欲しくなっているんだろ」高瀬さんが私に聞く。
「ロープで感じてるんだろ」
「あぁ…」
「ご主人のいない時も、こうなんだ」
緒方さんも可虐に加わる。
言葉で苛めながら、指は乳首をいたぶり、乳房を揉んだ。
「はぅん」私の声が甘くなる。

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「じゃぁ、適当に動いて絡んでみてくれる?」峰さんは二人の男に声をかけた。
二人はこうしたことに慣れているようで、私を挟んで様々なポーズをつくった。
仮面をつけた男達と黒いドレスの私。
ソファに私を座らせた二人は、肩のリボンを解いて私の両胸を出す。
「あ」
二人が両側から其々。片方の乳首を摘むポーズを取った。
「顔を伏せないで」うつむき加減になった私に峰さんが注意する。
右側に座った緒方さんが乳首を軽く捻り上げた。
「あっ」
私は静止していることが出来ずに身体を背ける。
「動いちゃだめだよ」
「す、すみません」乳首を触られた衝撃に、私は耐えようとする。
触れられた乳首は、敏感に尖りだしている。
「今度は床に四つん這いになって」峰さんはシャッターを押し続ける。
言われたようにすると、腰からまたドレスが滑り落ちて、お尻が丸見えになる。

峰さんは続けさまにシャッターを押す。
そのスタイルの撮影はとても長く続いた。
「そのままの姿勢で胸の紐をほどいて」
そうすると、肩から布が滑って、胸が丸見えになってしまう。
スタイルを変えて露出度の高いショットを何枚か撮る。
不意に、玄関の呼び鈴が鳴った。
「そのままで。きっと彼らだから」と峰さんは玄関に迎い、来客を招きいれた。
部屋に入って来たのは、高瀬さんと、緒方さん。
「男と絡む写真も欲しくてね。彼らにも参加してもらう」
峰さんが言う。つい先日、彼らに犯されたばかりの私は、まだ生々しく彼らの指先を憶えている。撮影だけですむだろうか、と心配になる。私は急いであらわになった胸のリボンを元に戻した。
もし、済まなかったら。
いいえ、済まなくても。私は淳の犬だから、それでいいんだ。淳に喜んでもらうことだけを。
高瀬さんと、緒方さんは手際よく身体にフィットした黒いパンツとふわりとした白いシャツに着替えた。
髪を後ろに撫で付けてしまうと、二人はとてもよく似ている。
そして、二人は其々に仮面をつけた。ヴェネツィアのカーニバルで使うようなビーズや石のついた仮面。仮面の下の目が冷酷そうに光っている。

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峰さんの答えも、やはりよくわからなかった。
淳とこの人たちは私の知らない遠くにいる。
私にわかること、それは「犬」になることを淳が望んでいるということだけ。
峰さんは衣装の中から、黒いロングドレスを選んだ。
変わったデザインで、ウェスト部分は乳房の真下まで細くコルセットで固定され、その癖胸はギリシャ風に肩を大きく出して細いリボンで絞るようになっている。リボンを解くと胸が全開になってしまうつくりだ。
スカート部分はやはり、腰を通り越してウェストまで後ろにスリットが入り、重なって隠れるようになっている。
立っているだけではスリットがあるとは気がつかない。
「下着は」と、言いかけて「着けていませんよね」
私は恥ずかしそうに頷いた。
下着はつけていない。
外出するときも着けることは許されなかったし、もし、着けるように言われた日があっても、必ずどこかで外すことを命じられるのだ。
私がドレスに着替えると、部屋の様々な場所で峰さんはシャッターを押した。
「そこのテーブルに上体を乗せて、腰をつきだして」と峰さんは指示した。
上半身をテーブルに倒して、お尻を突き出すと、スリットが割れてウェストから下の部分が外気に晒された。
「あ…」テーブルが低いので、お尻の部分が自然に上に上がる。

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約束どおり数日後、峰さんが私たちの家にカメラを持ち込んで来た。
本気で私をモデルに写真を撮るらしい。
最も、違う意味の写真なら隅々まで撮られてしまっている。
峰さんの持ってきた衣装は、露出の高い恥ずかしいものばかりだ。
「誤解、というか境界線は曖昧だけど、一応芸術のつもりなんだ」と峰さんは説明し、過去に撮影した数枚を見せた。
レザーのワンピースの深いスリットから片足を出し挑発するように睨んでいる美しい雌豹のような女性。コルセット姿で髪を結い、ピアノを弾くポーズの写真。どれも美しく、淫靡な衣を纏って、女性は物語のお姫様のように映されている。
アンバランスさが奇妙な美しさを表現している。
一枚、百合子さんの写真があった。
真紅のチャイナドレスを着て、腰まで切れたスリットから細い脚を出して妖艶な微笑みを浮かべている。
身体の線があからさまに出るドレスが、彼女のスタイルの良さを浮き彫りにしている。
「百合子さんと、あの、主人は」気になっていることを峰さんに打ち明けた。
「恋人同士、では、ない、とだけ言っておきますよ。あの二人の間にあるのは恋ではありません。それが心配なのでしょう」
「でも、セックスしていたわ」
「あのときの行為は、あくまでも奥さんのためのものですよ」
「私の?」
「ええ奥さんの」

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「いれて、なかに、いれてください」
「い、いいんですか」もう、指がベルトにかかっている。
「してください。ももに、して?」胸を突き出して花弁を広げる指に力を入れた。
片方の手で乳房を持ち上げると、かすかに先が揺れる。
飢えた動物のように加納さんはむしゃぶりついてきた。勃起したペニスをいきなり滑り込ませると、そのまま前後に動く。
口は私の乳房を頬ばってガツガツと味わっている。
「すごい、奥さんの、中、なんだ?これ?動いて絡まってくる。すごい。なんだ、うわっ」
数回前後すると加納さんは慌てて私の中からペニスを引き出した。引き出すのと精液が飛び出すのとが殆ど同時だった。
肩で息をしながら、自分の出したものを拭き取った。
「すごすぎますよ。奥さんの、あの、膣の中って。ミミズ何匹とか、言うんですか?それ」
「私、知りません」
時々男達が私を犯した後、言う言葉の意味が私はよく分からなかった。
ただ、数ヶ月の出来事の中で私の身体は極端に感じやすくなっていて、感じ方も以前とは比べられないくらい深くなっている。
無意識のうちに膣の中が動いたり締めたりしているような時があるらしいのは薄々感じていたのだけど。
「私…帰ります」脱いだ服を拾って素早く着けた。
「送りますよ。車で」加納さんは少し照れたように頭を掻いた。「そんな顔のまま地下鉄に乗ったら痴漢に会いますよ。今、物凄く色っぽいですから、奥さん」
車の助手席に私を乗せて、自宅に着くまで加納さんはずっと片手で私の太股を愛撫していた。私の皮膚の感触がひんやりと吸い付いてくるようだと言って、どうしても離さない。
「また、お伺いしますよ。淳君のいる時に」
名残惜しそうに太股から話した手を振った。
「奥さん用のドレスを何枚かプライベートで頼まれてるんですよ。奥さんがお好きそうなものを描く自信はありますよ。思いっきりいやらしいドレスを」
こうやって、私の写真を見た男が増えていく。そして、私を犯す男も。
淳がそうさせている…。淳は苦しくないのだろうか。私が、淳と百合子さんを見た時に感じたあの血が吹き出るような嫉妬を、淳は私には持っていないのだろうか。

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「あぁ、奥さんのお尻、見たかったんだよ。思ってた通りの、ハート型ですね…白くてすべすべしてて」はぁはぁと、息遣いが荒い。
「ま、え、は、無理ですよねぇ。僕、ほらあの写真が一番好きなんですけど、あれは」
加納さんが好きと指差したのはM字に開脚した写真のことだ。
私にそれをしろ、と促している。自分から、それもしろ、と。
「見てください、私の、あの、全部見て」
ソファに座って両足を上げて広げた。
写真のように指で花弁を開いて中がよく見えるように。小さな芯が少し顔を出している。
「お、奥さん、本当なんですねぇ。まさかって、思いましたけど。本当に自分から見せたくて脱いだんですねぇ」
加納さんが故意に大げさに驚いていることが、さらに私の羞恥を煽る結果になっている。
早く、終わって、帰りたい。
「ねぇ、奥さん、この写真撮る時、何て言ってるんですかね。なんかしゃべってるように思えるんだけど。同じ台詞、言って欲しいなぁ」
あぁ。そうなんだ。そうしなければいけないんだ。やっぱり。おねだりする犬に。

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「いや、無理にって言ってるんじゃないから…淳君が酷い嘘を言うもんだから」
加納さんは明らかに私を罠にはめようとしている。分かっていてもその通りにしない分けにはいかない、私は淳のモノであるから。
「無理じゃ…嫌じゃないです。みせます。み、見せたいんです」
私は立ち上がって、自分でニットの前ボタンを外した。
ブラジャーをしていない丸い乳房がぷるんとこぼれた。
「みて、ください、私の身体」
「す、すごい」加納さんは私の目の前に近づいて胸を凝視した。
「白いですね。乳りんが柔らかそうな…きれいなピンク色した…乳首が、あぁ」涎を啜る。
「だんだん、ほら乳首が」加納さんが何を言うつもりかもう、知っている。
私の乳首は加納さんの視線に舐められてもう、尖りだしている。
「細いウェストだなぁ。内臓入ってるのかなぁ、ってくらい細いですねぇ」加納さんの視線は下がる。屈みこんでヒップの丸みに視線を這わせる。
「ま、さか、下は駄目ですよねぇ」私を見上げた目が催促している。
「あ、あの。お尻、も、みて」
私は後ろを向いてタイトスカートのファスナーを下ろした。
すとん、と軽い音を立ててスカートは床に落ち、私のお尻は加納さんの目に晒された。

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ショックで血が頭から引いていく。
まさか、淳が普段のお付き合いのある人間にも写真を見せるなんて思っても見なかったから。黙っている私に加納さんはますます饒舌になっていく。
「いや、感激だなぁ。ずっと、奥さんの身体、想像していたんですよ。こんな胸をしていたんですね。そして…」
写真の一部を食い入るように見ている。
乾いた唇を一瞬舌で舐めて。「奥さんが…ねぇ。すごく清楚で、上品な女性だと…いや、今でもそう思いますが…こんな」と視線を私に戻す。
「奥さんをイメージしてずいぶんデザインしたんですけど、こういうイメージは」
彼の目が私の服の上から写真の肢体を重ねている。喉から脚の先まで視線は下がり、もう一度上がって腰と胸を交互に上下した。
「今…見たい、なんて、無理ですよねぇ。いくらなんでも」
加納さんがとんでもないことを言い出す。
「こ、ここで、ですか」私は両腕で胸を覆いながら身構えた。
「そうですよね。いえ、淳君が、奥さんはいつでも見せると言ったもんだから。でも、それはないですよね」加納さんは試すように私の顔を覗いた。
「あ、あの。いいんです」
「え?」
「みせます…」私は諦めて小さな声で返事した。

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届け先は、淳の仕事仲間で私もよく知っている加納さん。淳の会社の外注デザイナーをしてくれている。私たちの結婚式にも出席してくれて、夫婦で仲良くしている。
だから、今日は何かが起こるはずはなかった。
「どうしたのです、まさかお宅から走ってきたのじゃないでしょうね」
息を弾ませている私に冗談を言うと、加納さんは冷たいコーヒーを出してくれた。
「生憎、女の子が休んじゃっていて、すみません」
「いいえ、お構いなく」加納さんの笑顔を見て普通の生活も私にはあったんだ、と思い出す。
それほどに毎日が緊張していた。
「お届けしたらすぐに帰りますから」そう言って淳から預かった封筒を差し出した。厚い封筒は多分スケッチブックだと想像できた。事務所のホワイトボードには彼の作品のスケッチが何枚も貼ってある。美しいシルエットのエレガントな彼のデザインでまとめられたブランドは私のお気に入りでもある。
「あぁ。淳君に頼んでいたやつね」
加納さんは封筒の中のものを目の前で取り出して、厚い表紙を一枚めくった。
私にも見えるように差し出して。
「僕はこれが一番好きだな」
加納さんが指差したものは、脚をM字に広げた私の姿だった。


